lalala sunshine

〜慶應文学部を通信教育過程で卒業しました〜

卒論進捗状況


Happy Halloween!!

秋の卒論指導が始まっている。今回の指導は一昨年の初めての指導からちょうど4回め。あの時は、「この先2年もやらなくちゃならないんだ・・・」などと、結構重荷に感じていた。去年は完全にレポや試験と同時進行で結構大変なところもあったから、余計にそう思ったのかもしれない。卒論自体はなんとなくテーマのみ決まった状態で、まだまだあっちこっち道草し、迷走しながら、横道から外れた資料とか読み漁ったりしていた。あっという間に時間が経って、指導回数も重ねていくと、そんな時期も過ぎさっていった。それとともに、あちこちに散らばった知識の点が線で結ばれ始めて、より方向がはっきりしてきた。方向が明確になってくると、新しいアイデアや欲が出てくる。そしてそれが最近の私の状態でもある。

今回の指導は来月なので、9月末くらいから週末は大体図書館にこもっりっきりで、必死に読んで書いてを繰り返してきた。新しい文献はもちろん、基調となる文献や、去年読んでチンプンカンプンだった文献も読み直したりしてるうちに芽生えたのが、「少し時間がかかる調査を加えたい」という願望。もしこの3月に卒業するなら11月末には製本して提出しなければならないけど、その調査を加えるなら最低でもあと3ヶ月は欲しい。結構葛藤があったのだけど、自分の中では結論が出ている。6月最終提出で行こうと思う。

卒業に就職が関わってくる通学生とは違って、通信生である私はとりあえず職業にはついているわけで、それなら早さにこだわるよりも、自分の納得できる卒論を出して卒業するべきじゃないかと思ったのだ。卒業後にデベロップするという選択肢もあるけれど、大学を卒業してしまったら、修士に進まない限りもう公的には論文にできない。この先修士に進めるチャンスがあるとは限らないのだし、やりたいことは今やるしかない。そんなことを思っての結論。とはいえ、6月以降に伸ばすことはしない。それだと逆に間延びするし。期限を決めて集中して調査をやるのが一番ベストだと思っているので。

そんなこんなで今回が最後の指導とはならないけど、80%は終わりという感じかな。自分の納得できる良いものを作って卒業するのだ。