lalala sunshine

〜慶應文学部を通信教育過程で卒業しました〜

2016年→2017年


クリスマスイブのイルミネーションは激混みでびっくり!

蓋を開けてみると、私自身にとってはとってもとっても幸せな1年だった2016年もあと数日で終わり、新しい年を迎えます。学業的にも一区切りの卒論提出を終えて、2月頃の口頭試問を待つ状態。論文提出後の12月に入ってからも仕事と私生活でバタバタはしていたのですが、専攻とは異なる2冊の本を読みました。記録として残しておきます。

カミュ『異邦人』を読む―その謎と魅力

カミュ『異邦人』を読む―その謎と魅力

有名なフレーズ「今日ママが死んだ」は知っているけど、『異邦人』は読んだことがありません。作品を分析するためネタバレになってしまうのはしょうがない。。。というか、通常は先に『異邦人』を読んでから読む本なんですが〜。頂いた書籍ですので、本家文学よりも前にガッツリと読ませていただきました。面白かったです。大学では『フランス文学概説』と『19世紀フランス文学』を取ったと思います。18〜19世紀あたりのフランスの歴史に関する本を昔読み漁ったことで知識の蓄積があったことも功を奏したのか、フランス文学関連は、難なく単位を取得することができた、ありがたい科目でした。『20世紀〜』もやれば、カミュでてきましたね。大学科目は関係なく、『異邦人』は今度読んでみたいと思います。

女王陛下の外交戦略─エリザベス二世と「三つのサークル」

女王陛下の外交戦略─エリザベス二世と「三つのサークル」

大学入学前に買って、そのまま読む時間がなくて本棚に放置されてきた本。やっと読みました〜!英国王室は好きなのです。暖かさと冷淡さと品格とのブレンドがちょうどいいというか。次の世代になったらまた少し違う趣になるのかもしれないなと個人的には思ったりしますけど〜。女王と国王とはまた異なるでしょうし。こういう本を読んで特に面白いのは、歴史で学んだ事柄ー現実に起こった出来事ーが、現時点に起こっていることとも綿密に関わっていることを改めて確認できることかな。そしてありがたいことに、自分が生きている世界がすごく小さく、平和なものであることを実感すると同時に、得体の知れない未知で壮大なものともまた、同じ時代を生きているのだということを改めて思います。


さて、2017年。まずは口頭試問がんばらないとなー。そうしてまた次のステップへ進んでいきたいと思います。

今年のクリスマスケーキは堂島ロールのモンシュールのもの。美味しかった♪

クリスマスプレゼントもいただきました(*´∇`*)