lalala sunshine

〜慶應文学部を通信教育過程で卒業しました〜

通信大学生をやり遂げるために


夏の思い出。野外フェスめちゃ楽しかった♪


昨日から秋の卒論指導の申し込みが始まりました。今回から可能になってるkccでの申請を結構楽しみにしていたので、早速どんなものか見に行ってみました。様式的には、紙媒体のものをそのままWEBにした感じですね。ざっくりといえば、研究室秘書をしていた時にお手伝いした研究費の申請WEBみたいなイメージでした。とりあえず必要情報を入れて一時保存したので、添付する書類の方をアップデートして、来月上旬には申請完了とする予定でいこうと思います。いつも同封してた返信用封筒をどうするか、確認しとかなきゃ・・・。

ちょうど過渡期に通信大学生となった我々は、今回のWEB申請に加えて、在学中に色々な変化がありました。学生証は紙からプラスティック製に変わり、レポートの評価はABCD方式から合格・不合格に変化、そして紙の通知が届く前にkccで科目試験の結果を知ることができるようにもなりました。スクーリングの機会は格段に増えているし、通学生に負けず劣らず色々設備を整えてくれているのを実感しています。これからもちょこちょこと色々な変化があるのでしょう。大学側が、頑張る通信生を応援してくれている感じがするのですが、それを使いこなしていく我々通信生側には、続けていく資質みたいなものってあるのかなと考えたりします。

よく通信生は孤独といわれます。私の実感としては、大半の通信生が卒論に入った時にゼミがなく、同じ研究室の学生同士で専攻についての話をする機会がほとんどないというのが唯一、欠点かなとは感じています。けど、単位習得の時点では、なんだかんだ言って他の通信生と交流する機会はあるし、文系はもともと本を読むことが基本なのだから勉強すること自体には当てはまらないのではと感じます。けど、本を読み続けられるかどうか、膨大な読書を続けていける根気があるかどうかが、通信生を続けていけるかどうかの分岐点になるのかな・・・という気もします。普通入学であれば卒業まで平均8年、正直、本当長いです。平日フルタイムで仕事をしていたら、休みには息抜きもしたいし、遊びにも行きたい。卒業要件である116単位を習得して、最後の8単位分の卒論を書き上げるまで、なんとか資料を読む時間を見つけて実行していけるかどうか。通信生には根気強さや主体性が不可欠なのかもしれません。そして私自身については、学友などの周りの通信生との交流が、やる気の維持に寄与してくれました。

実務的に通信生継続に寄与したことを考えてみると、大学入学より以前にやっていたことが、結構、単位習得にプラスになったところがあるかなと感じています。例えば、好きなヨーロッパの歴史関連の本を(一般人にしては)かなり読んでいたこと、20代の頃の留学や、入学数年前の通訳養成学校での英語翻訳の勉強の経験など。歴史については、文学でも英語学でも、背景にあることがわかっているから勉強しやすかったところがあるかなと思います。あとは、知的好奇心が旺盛なこと!知りたいと思うことが多ければ、それだけ調べるし、そうするとレポも進む。興味が持てない科目だとそんなに役に立たなかったりするけど、逆に興味がなかったのにテキストを読んで啓蒙されてしまったということもありました。そういう意味では、やっぱり好奇心はあったほうがいいのかなぁ・・・。