lalala sunshine

〜慶應文学部を通信教育過程で卒業しました〜

定年退官講義を聴いて

私が所属する大学(通信)の先生ではないんですが、某大学の知人の定年退官される先生の最終講義を聴いてきました(^o^)/

理系の先生なので、学問的には私にとって未知の部分のが大半ですが、今回の講義ではアカデミズムを中心とした先生の歴史を、失敗談や成功秘話みたいなものを交えながら、ユーモアたっぷりと和やかに話してくださいました。長丁場だったけど、頷いたり笑ったりと忙しかったwたとえ学問的には未知であっても、色んな気付きを与えてもらった気がしています。講演終了後、先生の研究室から育っていった沢山の歴代研究室生たちに囲まれてうれしそうに話していらっしゃった様子を見て、あぁ。。。通学生ってこんな感じで、同じ先生に習った元学生・現学生たちが、年齢を超えて集うんだなぁ〜とうらやましい気持ちになりました。これだけは通信生は味わえないなぁ。。。

そして、現在立派な先生も、かつては一人の学生であって、悩んだり、躓いたり、うまくいけば鼻高々に思うこともある。そんな色んな経験をしながら、アカデミズムに加えて生きていく上での知恵と言うか、そんなようなものを、若き日の自分の指導教官のみと言うわけではなく、先輩や後輩、その後縁あって仕事を共にして学んだ先生、そして自分の教え子からでさえもいろんなことを学び、成長して現在に至るのだということを改めて納得した感じです。退官講演に遠方からでも教え子たちが駆けつけてくるというところからも、どれだけ慕われているのかが良く分かります。

それにしても、学校の先生っていうのは、自分で生んでなくても沢山の子供をもっているようなものだなぁと思ったりしました。もし近い将来に授かることがあれば別だけど、私は子供がいないから、学校の先生になればよかったかなぁと思ったりした。まぁ、それだけ人格のある先生じゃなきゃ集まってくんないけどね。まずは学問に加えて、自分磨きをがんばらなければだわw(^^;;