lalala sunshine

〜慶應文学部を通信教育過程で卒業しました〜

コーヒー豆と社会

いきなり全く関係ないけど、キレーだったのでとってみた♪三宮駅前のツリー(。・w・。 )スマホにするとあらゆるものを取ってみたくなるw

先日コーヒーセミナーというのをはじめて受けてみました。おいしそうだし、入れ方勉強とかできたらいーよね思って。そして実際かなり面白かったので記事で残しておこうと思います。

お約束の美味しいコーヒーの淹れ方もかなり感動ものでしたが、興味を引いたのはもうちょっと社会とリンクした話。コーヒー豆ってすごいお金を生むものなのですね。。。ちょっとびっくり。というのも売り手は高いお金で買ってくれるところにボンって売るからものすごい利益になる。産地であるブラジルとかコロンビアとかのコーヒー農園のオーナーは誘拐されたりもするそうな。命がけの商売ですね。。。農家って一見平和なイメージ有るんですけどね。日経読んでるにも関わらす、価格の動きが載ってるのも知らんかったし。まぁ、株価のとこはすっ飛ばしてるからなんですがw

コーヒーの生豆って、赤く実った実のカターイ殻の中にあるんですが、それを精製するのに水洗式と天日干し方式があるそうです。天日干しの方が甘みを感じるそうな。お日様がいい仕事してくれてるんですね。最終製品になる前にダメな子はどんどん取り除いてく。その取り除いたダメな子をのむのはコーヒー豆産業に携わる現地の人たち。最終的に日本なんかが買っていく生豆はその何十倍、何百倍もの経済的価値となる。今の世界はアメリカを中心とした資本主義社会が大半であるといえるだろうから、そういうところでまず経済的格差じゃないけど、分かれているんだなと思いました。ある意味こういうのって調べて論文にしたら面白いでしょうね。

そういえば、先日読んでいた『イギリス近代史講義』(面白かったっ!!)の川北先生が書かれた、『砂糖の世界史』を読んでみたいなと思って図書館に貸出申請中です。もしかしたら砂糖にもコーヒーに通じるものがあるのかな。
砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)

セミナー終盤は、もちろん美味しいコーヒーの淹れ方☆ペーパーフィルターを使用しての入れ方講義でした。フィルターセット→コーヒー豆投入→平らにする→お湯をののじを描きながらコーヒー豆を湿らす→蒸らし20秒→ののじを書きながら一気にお湯を投入、の手順だそうな。面白いのが、同じ講義を聞いて同じ器具やコーヒー豆を使っても、作り手によって味が変わるのです。コーヒー奥が深い。。。Wホントにやろうと思ったらガジェットにお金かかるけどね。
いやしかし実りのあるセミナーでした(*´∇`*)