lalala sunshine

〜慶應文学部を通信教育過程で卒業しました〜

英語と仏語の関係

英国とフランス―海を隔てて隣り合う二つの国は、極東の異文化を持つ私から見ても興味深い国々です。あえて定義してみるなら、お互い反発しあいながらも無視することはできない無二のライバル同士という感じでしょうか。人種的には、もちろん混血がほとんどですけど、基本的に英国(イングランド)はゲルマン・アングロサクソン系、フランスはラテン・ゲルマン系になるのかな。言語もゲルマンとロマンス系に分かれるので、異母兄弟といったところなんでしょうかね。。。だからなのかわかりませんが、歴史を鑑みるとお互いに負けたくないというような行動が見てとれます。かつて、アフリカをはじめとする様々な国を植民地とし領土を取り合った事実。(余談ですが、アフリカ大陸に位置する国々がなぜあんなに直線的な国境を持っているのかという理由を初めて知ったときは、両国の領土の取り合いのすごさにびっくりでした。)そして、英国においては、はるかかなたの昔12世紀ごろにフランスの統治下に置かれ、特に上流階級においてはフランス語が主流となった事実。それに関連して、フランス語から拝借した言葉がかなり多いこと。当時、書き言葉はフランス語だったようですから、英語での話し言葉に混ざることもあったでしょう。そのような経緯をへて、海外に植民地を持ち始める以前の16世紀末までに「英語」という言語がある程度確立し、以後18世紀につづり字の辞書が出回ったことで、英語の均質化に役立ったとのことなので、フランス語からの拝借が多いのも致し方ないのかもしれません。英国人にとってはおしゃれな響きもあるかもしれないしー"\( ̄^ ̄)゙!!
で、この週末に参加した英語サークルで「英語に取り入れられているフランス語」についての情報を得ました。辞書を見ると確かに【フランス】って必ず載ってました。発音はやはり異なるようですが。。。(>_<)なかなか面白かったので、備忘の意味もこめて記録しておこうと思います。

(一部フランス語のアクセント記号がでてません・・・)

  1. de rigueur = socially obligatory "rigueur"は見た感じ義務っぽいかんじしますね。
  2. rendez-vous(rendezvous) = meet with ※日本語でも「らんでぶー」っていいますね。。。
  3. sans = without e.g. a wallet sans cash(中身の無い財布)ありゃりゃ!
  4. avant-garde = innovative これもよく言う。アバンギャルド
  5. touché = You got me! うののパンスト・・・そうだったのか。。。
  6. en masse = as one 「ひとまとめに/全部一緒に」という意味ですね。結構わかりやすいかもです。
  7. faux pas = social blunder 正式な言葉のようですね。ジーニアスには「(社交上の)失言、非礼」とあります。
  8. laissez-faire = policy of non-interference 自由放任主義政治学のテキストに載ってたような気が。
  9. bon apptétit = enjoy your meal 英国では食前の挨拶がないので、英国人の彼氏を持つフランス人の女の子が「ご飯を作ってあげたのに、なぜボナ・ペティっていわないんだ!」と怒っていたことを思い出しますw
  10. chic = stylich 日本語でも「シック」っていいますね。
  11. tete-á-tete = have a private talk これはホント知らなかった。いわゆる、「指しで」という意味だそう。teteが頭なんだそうな。※実際は"t"にお帽子がつきます。

こういった単語をネイティブとの会話に挟んだら、「お!やるな!」って思われるかもー♪d(≧▽≦*)!!って最近はネイティブと話す機会あまりないですけどね。。。ちょっとがんばってみようかなぁ(*・・*)