lalala sunshine

〜慶應文学部を通信教育過程で卒業しました〜

東北太平洋沖地震で思ったこと

とにかくびっくりしました。3月11日に起こった「東北地方太平洋沖地震」。
まずは、被害にあわれたすべての皆様に、心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた多くの方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。

7歳から10年ほど静岡県に暮らしたわたしにとっては、東海地震が起こるだろうという予測は子供ながらに非常に脅威でしたが、幸か不幸かいまだ彼の地に大地震は訪れていません。結局住んでいる間に地震がくることはなかったのですが、地震に備える一環としてか「地震体験CAR」(正式名称不明)なるものに乗って地震を体感したことがあります。震度4〜6位の揺れだったと思うのですが、とても怖かったと記憶しています。

神戸の震災が起こったときは、ニュージーランドにいました。関西を中心とした友人たち皆が、テレビの衛星放送中継を見てびっくりして電話をしたもののつながらず、非常に心配しました。中継で見た、割れた高速道路から観光バスが微妙なバランスで落ちずにとどまっていた光景は忘れられません。

そして、今回の地震。昨年度、大学テキストで地学を勉強しましたが、改めて地球が"生きている"ことを認識しました。そして、このような自然に対して、われわれ人間の力は微々たるものであるということも痛感しています。

ニュースを見ていたら、地震のあった翌日3月12日に、被災地近くで産まれた赤ちゃんがいるそうです。多くの方が一度に亡くなった同じ位の時間や場所で、新たな命が誕生した・・・。そして、生存率が急激に下がるといわれる72時間を過ぎて、救出された方々もいました。今回の震災は戦争にも匹敵するような大惨事ですが、これらの方々はそれを潜り抜けて命を与えられたのだと思います。亡くなった方々の何倍も強くたくましく生きていってほしいです。

そして、とにかく一日も早く被災地が復興できるように、わたしにもできることがあれば協力していきたいと思います。